ピロリ外来

2010-11-28

ピロリ菌は、胃の中にすみつく細菌です。
胃潰瘍、十二指腸潰瘍の人の多くは、ピロリ菌が胃の中に生息しており、それが悪さをしていると考えられています。
実際に、ピロリ菌を退治(除菌)すると、潰瘍の再発を抑えることが出来ます。
また、萎縮性胃炎という胃炎を引き起こし、胃癌のリスクを高めることがわかってきました。そのため、日本ヘリコバクター学会では、ピロリ菌に感染しているすべての人に除菌することを強く勧めています。
なお、50歳以上の2人に1人は感染していると考えられています。
しかし、健康保険を使って除菌することは、潰瘍の患者か潰瘍の既往がある患者にしか認められていません。
そこで、当院では保険外診療でのピロリ菌検査、除菌を行うピロリ外来を開くことにしました。できれば、午後の外来の方がじっくり相談することが出来ます。もちろん、健康保険が使える人は、使って治療を行います。是非、ご相談ください。
 

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