消化器内科

消化器内科

食事をして、食物がお腹に入って消化され、栄養分を吸収した後に便がでます。この時、通過してくる臓器(食道、胃、十二指腸、小腸、大腸)が消化管です。また、消化酵素を出したり、栄養分を蓄えたりする臓器(肝臓、胆嚢、膵臓)を合わせて、消化器といいます。

消化器の病気は、胃潰瘍、胃がん、便秘、下痢、大腸がん、脂肪肝、慢性肝炎、肝硬変といったありふれた病気が多く、また、あまりなじみが多くないものの、機能性ディスペプシア、過敏性腸症候群といった、頻度が高い病気もあります。

診断の道具としての、内視鏡検査はどんどん進化しています。鼻から胃カメラを行うようになったり、画像の進歩により、早期がんが見つけやすくなったりしています。

さらに、治療法も進歩し、粘膜にとどまっている早期食道がん、早期胃がん、早期大腸がんは内視鏡治療で治るようになってきました。

また、ピロリ菌の発見によって、胃潰瘍は治療法ががらりと変わりましたし、ピロリ菌と胃がんの関係が証明され、胃がんの予防などの治療が変化する可能性もあります。

B型肝炎には、内服による抗ウイルス薬が登場し、ウイルスをおさえ、進行を止めることが可能になってきました。C型肝炎の治療はにインターフェロンという注射薬が中心でしたが、2014年9月からインターフェロンを用いず、内服薬だけの治療が開始されました。まだ、適応となる患者さんは限られていますが、順次拡大されていくと思います。

このように、診断においても、治療においても徐々に進歩していますが、当クリニックでは、時代にあった最先端の消化器内科診療を行っていきます。

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