胃がん

胃がん

胃がんの罹患率(なる率)は、すべてのがんの中でトップです。死亡率のトップは肺がんで、胃がんは2番目です。男性では、9人に1人が胃がんになるとされています。女性では、18人に1人が胃がんになるとされています。

早期がんの一部(ここでは便宜的に超早期がんと呼びます)は、お腹の表面に傷をつけることなくESDと呼ばれる内視鏡治療で治ります。私は、まだESDという言葉がない頃の10年ほど前に千葉大学附属病院時代から始め、千葉県がんセンター時代に主な仕事の一つとして手がけていました。上都賀総合病院や済生会宇都宮病院でも超早期がんを見つけ、ESDを行っていました。開業医となった今は、ESDはもう手がけていませんが、そのころ身につけた内視鏡診断はいまでも役に立っています。

早期発見のためには、内視鏡検査が必要です。ぜひ、受けましょう。

内視鏡検査はツライと思われるかもしれません。当院では、従来の口からの内視鏡の他、経鼻内視鏡や鎮静下(寝た状態での)内視鏡などの選択枝を用意し、辛くない内視鏡を目指しています。
 

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